素晴らしいあなたに、還る場所


「あなたは、すでに素晴らしい」

この言葉を受け取ったとき、あなたはどんな気持ちになりますか?

「とてもそうは思えない」

「できていない自分がバレてしまいそうで、落ち着かない」

そう感じるなら、それはむしろ自然です。

ここのばは、そんな 「素晴らしい私」を信じきれなくなった人が、もう一度そこに
還っていくための場所 です。

ここのばの土台には、次の3つの前提があります。

  • あなたはすでに素晴らしい
  • 生きているだけで100点
  • できる・できない、凸凹をふくめて100%のあなた

私が「自己統治理論」と呼んでいる考え方では、

人はみな、本来この3つを生きている存在だと考えます。

けれど、家族や学校、職場や社会の中で生きるうちに、

  • 「ちゃんとしなきゃ」
  • 「迷惑をかけちゃいけない」
  • 「期待に応えなきゃ」

と、自分の舵を周りに渡し続けてしまうことがあります。

その結果、

  • 自分の感情がわからない
  • 何を選べばいいのか決められない
  • 頑張っているのに、どんどんしんどくなる

そんな“生きづらさ”として表れてきます。

**ここのばは、あなたの人生の舵をもう一度自分の手に戻すための「心のリハビリの場」**です。

誰かに従うためでも、正しさを押しつけるためでもなく、

「自分の心・考え・行動を、自分で選び直せるようになること」を一緒にめざします。


変わるのではなく、「本来の自分に還る」

ここのばは、「別人のように変わる場所」ではありません。

  • できない自分を叱りつけて矯正する
  • マイナス思考を無理にポジティブに変える

そんな場所でもありません。

ここで大切にしているのは、

うまくいっていない今の自分もふくめて、「それでも100%の私なんだ」と認め直すこと

です。

自己統治理論のカウンセリングでは、だいたい次のような流れで進んでいきます。

  1. 今の心の声をそのまま聞く
    モヤモヤ・イライラ・悲しみ・虚しさ… 言葉にしづらい感情を、一緒にゆっくり翻訳していきます。
  2. 心のしくみ(構造)を整理する
    どんな前提・クセ・役割意識が、今のつらさを支えているのか。図やことばで「見える化」しながら、あなた自身が理解できるように整えます。
  3. 小さな選び直し(自己統治)の練習をする
    いきなり人生を大きく変える必要はありません。
    「今日はここだけ、自分の基準で選んでみる」 そんな小さな舵取りを、一緒に積み重ねていきます。

この3つをくり返しながら、

「素晴らしい私を土台にして選ぶ生き方」に、少しずつ還っていく。

それが、ここのばのカウンセリングです。

「ここのば」という名前に込めた想い

ここのばは、「変わる場所」ではありません。

“ありのままの自分”とも う一度つながり直す、「還る場所」です。

これまで、たくさん頑張ってきたあなたへ。

誰かの期待に応えようとしてきたあなたへ。

涙を我慢して笑ってきたあなたへ。

ここのばは、そんなあなたが「本当の自分」と出会い直せる場所。

がんばることをやめても、大丈夫。

ちゃんとしてなくても、責めなくていい。

ここは、肩の力をふっと抜いて、深呼吸ができる場所です。

「ここのば」は、4つの言葉から生まれました。

  • こころ(COCORO)
  • CORAZÓN(スペイン語で“心”)
  • COLABORACIÓN(共に創る、協働)
  • NOVA(新しいはじまり)

心と心が響き合い、誰かと共に一歩を踏み出す。
そして、新しい未来へと進んでいく。
そんな願いを、たった4文字に込めて、「ここのば」と名付けました。

変わることではなく、“還ること”。
本当のあなたに還るとき、人生は静かに、でも確かに変わり始めます。

無理に変わらなくていい。“自分の声”を聴くことが出発点

今の社会には、「成長しよう」「もっと頑張ろう」というメッセージがあふれています。

もちろん、成長そのものは悪いことではありません。

でも、自己統治理論の視点から見ると、

「がんばるために自分を締め上げる」前に、まずやるべきことがあります。

それは、

いま本当は、どんな感情がここにあるのか

どんな願いが傷ついたままになっているのか

を、丁寧に聴き直すことです。

ここでは、

  • うまく話せなくても大丈夫
  • まとまっていなくても大丈夫

という前提で、あなたの内側にある「本当の声」に耳を澄ませていきます。

自分の心の声を聴き直すことこそが、自己統治=自分で自分の舵を握ることの始まりだからです。


支援者であり、当事者でもあった私だからこそ

私はこれまで、精神科病院・福祉・行政・ハローワークなど、

さまざまな現場で、発達特性やメンタルの不調を抱えた方やご家族の支援をしてきました。

一方で、自分自身も

  • うつ病の診断を受けて休職したこと
  • 離婚や家族の死別を経験したこと
  • 「支援者である前に、一人の人間として限界だった」時期

を通ってきました。

「ちゃんとした支援者でいなきゃ」

「弱さを見せたら信頼を失うかもしれない」

そうやって自分を追い込み、

自分自身の舵を完全に見失った時期もあります。

そこから時間をかけて回復する中で出会ったのが、

「あなたはすでに素晴らしい」

「生きているだけで100点」

「できる・できない全部ひっくるめて100%のあなた」

という前提でした。

この前提を、自分自身の生き方として受け取り直すところから、

私の中で「自己統治理論」が形になり始めました。

だからこそ私は、

支援者としての知識と経験だけでなく、当事者として迷った時間もふくめて、

あなたの揺れを“机上の理論ではなく、自分ごととして”受け止めたいと思っています。


「共鳴」から始まり、「自己統治」で終わる支援

ここのばで大切にしている支援の姿勢は、次の3つです。

  1. 共鳴する – まずは感情の波長を合わせ、あなたの世界を一緒に感じる
  2. 構造を見える化する – 心のクセ・関係性・環境要因を整理し、「なぜこうなっているのか」を一緒に言語化する
  3. 自己統治を育てる – そのうえで、「私はどうしたいか」「何を選び直すか」をあなた自身が決めていけるよう伴走する

一方的なアドバイスや、「こうすべき」という正解の押しつけはしません。

「あなたのことを、もっとわかりたい」

「一緒に歩きながら、あなたなりの舵の握り方を見つけたい」

そんな思いから始まる、対話の積み重ねです。


何度でも、やり直していい - ここは“再出発の場”

人生には、「もう動けないかもしれない」と感じる時期があります。

自己統治理論的に言えば、舵が外側に渡りきってしまい、

自分の意思ではどうにもできないように感じるフェーズです。

それでも私は信じています。

人は、どんな瞬間からでも、

自分の人生の舵をもう一度握り直すことができる。

ここのばは、そのための “再出発の場” です。

支援者も、保護者も、当事者も、

そして「誰かを支えたい」と願うあなたも。

どんな立場の方も、等しく大切にされる場所でありたいと思っています。

どうか、あなたのタイミングでお越しください。

ここは、何度でも 「おかえり」 と言える場所として、お待ちしています。

もし「この場所の在り方」をもう少し知りたいと思ってくださったら、

ここのばの根っこにある理念・信念も、のぞいてみてください。