
カウンセリングスペース
「ここのば」代表:西村 力
あなたのままで、話せる場所をつくりたい
―― そんな想いから「ここのば」は始まりました。
こんにちは。
カウンセリングスペース「ここのば」代表・精神保健福祉士で公認心理師の
西村 力(にしむら ちから)です。
私は、あなたを“治す人”ではありません。
「自分の心とつながり直す旅」の隣を歩く人でありたいと思っています。
「何から話せばいいのかわからない」
「まとまっていないけれど、聴いてほしい」
そんな状態のあなたも、そのままの心で、ここに来て大丈夫です。
このページでは、私自身の歩みと、支援に込めている想いをご紹介します。
プロフィール
- 氏名:西村 力(にしむら ちから)
- 資格:精神保健福祉士/公認心理師/産業カウンセラー
- 活動拠点:愛知県名古屋市/全国オンライン対応可
- 提供形態:個別カウンセリング(対面/オンライン)、企業相談、講座・講演会・研修講師
職歴・支援実績
私はこれまでに、医療・行政・教育・就労支援の現場で支援者として活動してきました。
その中で、さまざまな生きづらさを抱える人たちと出会い、共に歩んできました。
- 児童自立支援施設での子どもたちの生活支援
- 知的障害者更生施設にて、知的障害のある方への日常生活支援
- 精神科病院に5年間勤務。ソーシャルワーカーとして外来・入院患者のケースを担当
- 公務員として8年間勤務
┗ 保健センター:精神科救急/訪問支援/発達支援/親子支援
┗ 精神保健福祉センター:精神障害者手帳・自立支援医療などの判定業務
┗ 本庁:精神科医による強制入院判定(措置入院)等の行政調整 - ハローワーク:精神・発達障害者雇用サポーターとして就労支援を担当
- NPO法人にて、外国人相談者・通訳者のメンタルヘルス相談を展開
現在は、「ここのば」代表として個別カウンセリング・講座・企業相談・外国人相談などを行っています。
自己紹介ストーリー
「支援者なのに…」と自分を責めていた私
支援の仕事をしていながら、
私自身、これまで何度も心が折れ、立ち止まり、悩みながら生きてきました。
- 難病(IGA腎症)の診断
- 結婚と離婚、父の死
- 二度のうつ病と長期休職
- 支援の現場での葛藤と孤独感
「支援者としてふさわしくあらねば」
「ちゃんとしていなきゃ、誰も助けられない」
――そんな重たい“理想像”に押しつぶされそうになったこともあります。
でも、先の見えない暗闇の中である時、偶然に出会った言葉がありました。
「あなたは、すでに素晴らしい」
誰に評価されなくても、誰かを助けていなくても、
“存在そのものに価値がある”という気づきが、
私の人生を変える転機になりました。
今はこの言葉を、かつての私のように苦しんでいる方へ届けたくて、
「ここのば」を立ち上げました。
支援で大切にしていること
「変える」より「還る」。共鳴から始まる対話。
カウンセリングは、答えを教える場ではありません。
私が大切にしているのは、次のようなことです。
- 「こうなるべき」ではなく、「こう感じているんだね」という共鳴
- 沈黙や涙も、すべてが本音の一部として大切にする姿勢
- 評価しない、安全な関係性をゆっくり築くこと
- 病名よりも、その人の人生と心に丁寧に寄り添うこと
私は支援のプロである前に、一人の“揺れる人間”であることを忘れません。
そのままのあなたに「おかえり」と言える、
そんな関係性を大切にしています。
こんな方へ届けたい
ここのばのカウンセリングは、次のような方に向けた場所です。
- 「いい人」でいなければと、本音を飲み込み続けてきた人
- 「ちゃんとしなきゃ」と自分を責めてしまう人
- 支える側にいるけれど、自分が限界に近いことを言えない人
- 病名がつかないまま、ずっと生きづらさを抱えてきた人
- 本当は「こんなふうに生きたい」と心の奥で願っている人
あなたのままで、ここに来てください。
まとまっていなくても、うまく言えなくても、沈黙していても――
ここのばは、あなたが自分に優しくなれる場所です。
カウンセラーからあなたへ
人は、変わらなくてもいい。
ただ、「自分に還る」だけで、人生は少しずつ動き出します。
「わたし、これでよかったんだ」
そう思える瞬間を、あなたにも迎えてほしい。
あなたの心が「もう無理しなくていい」と言ってくれる日が来るように、
私は、隣でそっと見守りながら、共に歩んでいきます。
もし、「この人に話してみたい」と思ったら
ぜひ、LINEやフォームからご連絡ください。
どんな気持ちでも、どんな状態でも大丈夫です。
「あなたの心が、あなたに『おかえり』と言える場所へ。」
一緒に、その一歩を探していきましょう。
「ここのば」代表:西村 力