Low mood

うつ・気分の落ち込み

気分だけの問題として、
片づけません。

診断を受けている方も、受けていない方もご相談いただけます。
ここのばは医療機関ではないため、診断や治療は行いません。

動けないのは、
がんばりが足りないからではありません。

まず、いま何が起きているのかを確認するところから始めます。

  • 気分の落ち込みが続き、戻る感じがしない
  • 眠りや食欲、疲れ方が以前と違う
  • 以前できていたことに、時間がかかるようになった
  • 休んでも、休んだ感じがしない
  • 人と会うこと、連絡を返すことが負担になっている
  • 自分を責める考えが止まらない
  • 何をしたいのかが分からなくなってきた
  • まわりには「大丈夫」と言い続けている

こうした状態は、意思の強さや性格だけで決まるものではありません。身体の状態、これまでの負荷のかかり方、暮らしの条件、周囲との関係が重なって、いまの動きにくさが生まれていることがあります。

ここのばでは「うつ病かどうか」を判断することはしません。診断は医療機関が行うものです。ここで扱うのは、いま起きていることを整理して、動かせる部分を見つけることです。

Background

気分の落ち込みの背景を、
ひとつに決めません

心の状態だけを見ても、
動かせる部分が見えてこないためです。

01心と身体の状態

眠り、食欲、疲れ方、痛みなど、身体の側に出ている変化を確認します。身体の状態が先に動いていることもあります。

02これまでの頑張り方

我慢する、周囲を優先する、期待に応える。長く続けてきた方法が、いまの負荷につながっていないかを見ます。

03家族・人間関係

家庭や職場での役割の偏り、頼りにくさ、気を張り続けている関係がないかを確認します。

04暮らし・環境

働き方、生活リズム、住まい、経済の見通し。暮らしの条件そのものが負担を作っていないかを見ます。

05医療・制度とのつながり

受診しているか、していないか。いまの状況で使える支援や制度があるかを、選択肢として整理します。

たとえば「朝起きられない」という一点でも、身体の状態から見るのか、前日の負荷から見るのか、職場の状況から見るのか、家庭での役割から見るのかで、次にできることが変わります。原因を一つに決めることが目的ではありません。

Not your fault

これまでの生き方を、
否定しません

いまの苦しさにつながっている考え方も、
かつては自分を守るための方法でした。

これまで、必要だったこと

  • 我慢して、場を保ってきた
  • 周囲を優先して、関係を守ってきた
  • 期待に応えて、信頼を積み上げてきた
  • 弱さを見せずに、役割を果たしてきた
  • 一人で何とかして、乗り切ってきた

いま、見直せること

  • 我慢の量ではなく、負荷そのものを減らせないか
  • 頼る相手や場所を、増やせないか
  • 応えなくてよい期待が、混ざっていないか
  • 先に休むことを、選べないか
  • 任せられることを、任せられないか

これらの方法は「間違った考え方」ではありません。その方法で、ここまで生き抜いてこられたという事実がまずあります。そのうえで、いまの状況に対しては別の方法が合うかもしれない、という順番で見直していきます。

誰かを悪者にして説明することもしません。責めることと、状況を整理することは、別のものとして扱います。

A question to pause on
  • いまの自分に、いちばん負荷がかかっているのはどこだろう?
  • これまで必要だった方法のうち、いまは手放してよいものはあるだろうか?

すぐに答えが出なくても構いません。ここから先を、一緒に整理できます。

What we sort out

ここのばで整理すること

「気持ちの持ち方」だけを扱うのではなく、
暮らしの側から動かせる部分を探します。

01休み方を見直す

休むことを「止まること」ではなく、負荷を戻すための手段として組み立て直します。どこまで休めるのか、条件も含めて確認します。

02働き方・役割を調整する

業務量、勤務時間、家庭での役割。いま動かせる余地があるか、誰に何を相談すると動くのかを整理します。

03関係の距離を整える

気を張り続けている関係、頼れていない相手。近づける関係と、いったん距離を置く関係を分けて考えます。

04医療とのつながりを考える

受診していない場合は、受診も選択肢のひとつとして扱います。すでに受診している場合は、生活側で支える部分を整理します。

05使える制度を確認する

休職、経済面、支援機関など、いまの状況で使える仕組みがあるかを確認します。制度は精神保健福祉士として現場で扱ってきた領域です。

06これからの方向を置き直す

元の状態に戻すことだけを目標にしません。この先どう暮らしたいかから、いま選べる道筋を考えます。

診断・治療は行いません。
ここのばは医療機関ではありません。お話をうかがうなかで、医療機関につながった方がよいと考えられる場合は、その選択肢も一緒に整理します。すでに通院されている場合は、治療の方針に沿いながら、暮らしの側の整理を担当します。
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